自作テトリスの参考に使える、2種類のテンプレートを豊富な画像と共に紹介。
どちらも、Unityアセットストアから無料で入手可能とは信じられない程、スタイリッシュな出来。
Unityバージョン 2019.4.1f1で動作確認済み。
[Wojciech Czerski] Tomino
特徴
ポップでサイケな色使いの、スタイリッシュなテトリス系パズル。
次のテトミノの表示や、テトミノの落下地点の予測等、多彩な機能を搭載する。
横向き画面でも出来なくはないが、基本的には縦向き画面を推奨。
スマホ用操作を有効にすると、横向き画面では更にレイアウトが崩れてしまう。
以下は、スマホ用操作を無効にした為、PCでは辛うじてプレイ出来た図。
習得難度
34個のスクリプトに機能分担しているので、全容を掴むのが大変。
参考にしたいポイントを絞って、コードを見てみるのが良いかと思う。
拡張性
インスペクターからの拡張には対応していない。
Assets -> Tomino -> DocumentationのTomino.md、Tomino.pdfにコードの解説がある。
含まれるシステム
- BGM
- SE
- メインのテトリスシステム
- ポーズ機能
- スコア
- 次のテトミノの予告
- テトミノの落下地点予測
- レベル(難易度)
- 設定画面
- 音声切り替え
- スマホ用操作(ボタン)に切り替え
一応インポート時の注意
名前空間が設定されていない為、名前の衝突に注意。
また、プロジェクトの設定が上書きされるので、出来るだけ新しいプロジェクトにインポートする。
[Baturalp Gürdin] Tetris Template – Mobile Ready
特徴
シンプルかつモダンに統一されたデザイン。
PCでも縦向き画面のみに対応。
習得難度
37個のスクリプトに分けられている為、全体像を把握するのは難しい。
こちらも参考にしたい所をつまむのが吉。
拡張性
インスペクターから変更可能
- テトミノのプレハブの紐付け
- InputTypeの設定(Mouse Inputか、Touch Inputに変更で、スマホに対応)
- テトミノの種類毎の色の設定
コードから変更可能
Assets -> Tetris Template -> Scripts -> UtilsのConstantsで、ゲーム名、各種URLを変更可能。
含まれるシステム
- SE
- メインメニュー(同じシーン内)
- メインのテトリスシステム
- ポーズ機能
- スコア
- スマホ用操作(インスペクターから)
- 設定画面
- 音声切り替え
- 評価(指定URLを開く)
- Facebookフォロー(指定URLを開く)
- Twitterフォロー(指定URLを開く)
- Contact(設定画面の背景をクリックで、指定URLを開く)
- ランキング(ローカル)
一応インポート時の注意
名前空間が設定されておらず、GameManagerや、MainMenuと命名していた場合、名前が衝突する。
設定も変更されるので、出来るだけ空のプロジェクトにインポートする。